沼津港深海水族館

珍しい深海生物、神秘的な世界が楽しめる!

沼津港深海水族館・シーラカンス

当たり前ですが沼津港深海水族館は沼津港のそばにあります。ここでは駿河湾に泳いでいるお魚さんなどを展示していますが、一番の見所は世界中の深海魚マニアが憧れている、有名なシーラカンスでしょ。シーラカンスはよく生きた化石と呼ばれますが、別に石でできていたり化石と同じ位の寿命を持っているのではありません。ましてや化石のような姿をしているのでもなく、ただ昔からこの生物の姿はあまり変化していないというだけのことです。変化と言うか、ここでは進化というべきでしょうか。深い海の底で暮らしているシーラカンスですが、そこの環境が昔からずっと同じであったためにそのままの姿であることが望ましい、遺伝子がそう判断したのでしょうか。何億年もの間地球上の環境は変わり続けており、それに対応すべく生物は進化をしてきて今の姿になったとされています。飛べたほうが便利そうならそのように進化しますし、寒くなってきたらそれに耐えられるような子孫が生まれます。ですが深海はあまりそうした変化がみられなかったため、シーラカンスは現状維持でよい、これでいいんだと3億年以上も今の姿でいるらしいのです。深海にまで自分は潜ったことがないのでどのような場所なのかはいまいちわかりませんが、ずっと変わらぬ環境であったのならきっと静かで落ち着いた場所なんだろうと想像してしまいます。そこでのんびりと長い間生きてきたシーラカンスが水族館にいたら人気者になるのは必然かもしれませんし、沼津港深海水族館も例外ではありません。日本国内でシーラカンスを見ることができる水族館はここだけではありませんが、それでもシーラカンスマニアの間では結構有名なスポットのようです。それ以外にも駿河湾に住んでいられる魚介類なんかを多数観賞できますので、食事のついでに寄られてもいいでしょう。海鮮丼を味わってから自分はさっきどんなネタを食べたのかな、と沼津港深海水族館の中を探してみても面白そうですし、沼津港でお寿司を食べる前に立ち寄って、「お、これおいしそうじゃないか!この魚を出している寿司屋はあるかな?もちろん回ってない寿司屋だよ」と館内のスタッフに尋ねれば、笑顔で教えてもらえる可能性も少しはありそうです。お店は紹介してもらえずかわりにウィットに富んだ返答をされるかもしれませんが、それも水族館の楽しみ方のひとつです。ここへのアクセスですが、食事をメインに沼津港へやってくるのならそこからすぐ近くなのでわざわざ説明するまでもないでしょう。駐車場もありませんので、港で海鮮丼を食べたらそのまま有料駐車場にでも車を停めっぱなしのまま徒歩でいかれるのがいいかもしれません。自動車で行ってもどこかの有料駐車場を使うことになってしまうのでそこは注意して、移動方法をみんなで相談して決めてください。沼津港深海水族館を目当てにくる場合ですが、自家用車なら港を目指しておけば間違いありませんし、バスで来るにも沼津港で下車することになります。営業時間は午前10時から午後6時までとなっていますが、夏季は午後7時までと1時間だけですが営業時間が長くなります。あとは基本的に年中無休なので、魚が見たくなったり食べたくなったらフラリと向かってしまえばいいでしょう。ただ入館料が大人で1600円かかりますので、お財布を忘れたり食事の代金しか用意せずに向かうと館内に入るのが難しくなってしまいます。あと駐車料金のことも計算して、少し多めにお金を持っていくことをお勧めします。ちなみに子供は半額の800円になっています。